一般形熱電対の構造
・通常は絶縁管で絶縁し、保護管に入れ、端子を取り付けて使用します。
・さらに補償導線を利用し、基準接点に接続し、これから銅線によって計器に導きます。計器においてはほとんどが冷接点補償がしてあります。
シース熱電対の構造と特長
細い耐熱金属管の中に1対、または2対の熱電対を封入して、酸化マグネシアで絶縁した熱電対で、近年ますます多方面で使用されるようになっています。
・柔軟に撓むので測温個所に自由に曲げて(内Rでシース外径の2倍Rまで)挿入することができる。
・耐熱、耐圧、耐衝撃性にすぐれている。
・応答速度が速い。
・寿命が長い。
耐圧防爆型(d2G4)熱電対
耐圧防爆型熱電対は可燃性ガスまたは可燃性液体の蒸気が存在し引火爆発の危険のある場所において使用するものです。
内部構造は工場電気設備防爆指針(ガス・蒸気防爆)に基づいています。当社は取付金具の種類によりフランジ形、ニップル形の二種類があり、シースおよび保護管式(シールパイプ)を使用しています。さらにこのシースを保護管に挿入し検出端の交換を容易にした構造のものも容易しております。
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